ゴルフのオリンピックのルール・計算方法・オプションについて詳しく解説！

皆さんは、ゴルフのオリンピックという計算方法を聞いたことがありますか？
遠くから1パットでホールアウトすると得点が高くなるという特徴の計算方法です。
パターが上手な人が勝利する傾向にあり、要所要所でプレッシャーがかかる場面も出てきます。
このページでは、オリンピックのルール・特徴・より楽しむためのオプションについて解説します。

基本的なルール・特徴

オリンピックの基本的なルールや特徴を解説します。

基本ルール

4人でプレーしている場合、グリーンに全員が乗った時点でカップから遠い順に「金(4点)」「銀(3点)」「銅(2点)」「鉄(1点)」を獲得するチャンスが与えられます。

1パットで決めることができた場合にそのポイントを獲得することができます。
1パットで決めることができなかった場合は、そのホールの得点は0点となります。

例えば、全員がグリーンオンした時点で以下のような状態だった場合、1番遠い人は1パットで決めると4点を獲得するチャンスが与えられます。
1パット目が入らなかった場合、そのホールの得点は0点となります。
その他3人も同様に得点獲得のチャンスが与えられていますが、1パットで入らなかった場合はそのホールは0点となります。

得点の計算方法(18ホール終了後)

18ホール終了後、それぞれの人が獲得した得点を合計します。
その後、以下の計算式に基づき最終的な勝敗や得点差を計算します。

特徴

オリンピックは、遠いところから1パットで沈めることができると得点が高くなる傾向にあります。
また、ショットが上手でも1パットで決めることができなければ得点は0点となります。
同じパーでも、2オン2パットの場合は0点ですが、3オン1パットの場合はパットの状況に応じて得点を獲得することができます。

なかなか1パットが出ない初心者にとって、オリンピックで得点を獲得する（=1パットでホールアウトする）ことは難しいため、初心者間ではあまりオリンピックが採用されることはありません。
また、上級者にとってはショットが得点に直結しないので、ショットでプレッシャーがかかる場面がなく面白みに欠けるため、あまり採用されません。
中級者にとっては、ショットが荒れても（例えばOBになっても）得点には影響なく、また1パットもたまに出るので採用されている印象があります。

応用ルール・オプション

次にオリンピックに応用ルールやオプションを解説します。

ダイヤモンド

グリーン外からチップインした場合に、5点(ダイヤモンド)とすることです。
この場合、残りの3人が「金(4点)」「銀(3点)」「銅(2点)」のチャンスを得て、「鉄(1点)」が無くなります。

砂イチ

バンカーからグリーンオンした後に、1パットでカップインした場合に+3点します。
※同じバンカーで2回以上打ってグリーンオンした場合は権利はありません。

竿イチ

竿（カップに刺さっている旗の棒）の長さより遠い位置にグリーンオンした場合に「竿イチ」と宣言することによって適用されます。
宣言をして1打でカップインした場合は +3点、3パットしてしまった場合 -3点 となります。

くず鉄

グリーンオン時にカップに一番近い「鉄」の人が1パットでカップインできなかった場合に、-1点 となります。

ニアピン賞

ショートホールで1番近い位置に１オンした場合、+3点 になります。
但し、3パットした場合は無効になります。

スコアに応じた加点

バーディー賞

バーディーの場合は +3点になります。

イーグル賞

イーグルの場合は +15点になります。

ホールインワン賞

ホールインワンの場合は +30点になります。

その他

その他にも、オリンピックには様々なルールがあります。
あまりメジャーなものではなく、ローカルルール的な扱いになることが多いので、ここではまとめて紹介します。

最後に

ゴルフのオリンピックのルール・特徴・オプションについて解説しました。
オリンピックと取り入れオプションを組み合わせることで、パットにプレッシャーが生まれるため、普段のプレーにも生きてくるかもしれません。
パットを重点的に磨いていきたい人はオリンピックを取り入れてみてはいかがでしょうか？