【ゴルフ】ハンディキャップの設定方法やダブルぺリア・新新ぺリアの違い・特徴を詳しく解説!

皆さんはゴルフの「ハンディキャップ」というものをご存知でしょうか?
ハンディキャップは実力差のある人の間で勝負をする時などに欠かせないものです。
ゴルフコンペではハンディキャップの決定方法として、「ダブルぺリア」「新新ぺリア」という方法が存在します。
このページではそれぞれの特徴や計算方法を解説します。

当ページではゴルフのハンディキャップやその計算方法に焦点を当てて解説しています。
ゴルフコンペについて知りたい場合はこちらのページを参照してください。

ハンディキャップとは

ゴルフのハンディキャップとは、ゴルフの実力差を埋めるために設定されるものです。
「ハンディ」と呼ばれることもあります。
例えば、平均スコアが80のAさんと平均スコアが100のBさんが勝負する場合、ストロークで勝負しようとするとほぼ100%さんが勝ってしまうでしょう。
実力差を考慮してAさんとBさんが対等に勝負できるようにするために、ハンディキャップを設定します。
ハンディキャップはプレー前に設定されることもプレー後に設定されることもあります。
多くのコンペの場合はプレー後に設定されるため、結果発表まで誰が優勝かわりません。
結果発表までだれが優勝なのか、というドキドキ感を味わうことができます。
その他、仲間内でハンディキャップが設定されることもあります。
例えば、AさんとBさんの間で「エブリワン」という約束がされたとします。
この場合、Bさんはすべてのホールで1打アドバンテージを貰って、Aさんと勝負することになります。
このように、勝負の方法や状況に応じて様々なハンディキャップの設定方法があります。
状況別にどのようなハンディキャップの設定がされるか見ていきましょう!

「エブリワン」とは every one のことで全ホール1打のアドバンテージという意味です。
平均スコアが15〜20打ほど離れている人の間で設定されます。
その他、例えば平均スコアが9打ほど離れている人の間だと、難しさ上位9ホールに1打ずつアドバンテージが与えられることもあります。

マッチプレー・ラスベガス・スキンズ

マッチプレーやラスベガス・スキンズは「ホール毎に勝敗が決定する」という特徴があります。
これらの競技形式では、ホール毎にハンディキャップを設定する必要があります。
例えば、前述した「エブリワン」がこれに該当します。
仲間内で実力差が何打あるかを確認して、事前にどのホールに設定するかを示し合わせてからプレーするようにしましょう。

ストロークプレー(月例会・オフィシャルハンディ競技など)

ストロークプレーでは、あらかじめ各人のハンディキャップが決まっている状態でプレーすることが多いです。
例えば、平均スコアが80のAさんには、あらかじめ6打程度のハンディが、平均スコアが100のBさんには22打程度のハンディキャップがあらかじめ与えられていることが多いです。

ハンディキャップは平均スコアのオーバー数の0.8倍程度になります。
ハンディキャップの計算方法は、ゴルフ場や競技団体によって異なるので、気になる方は団体に計算方法を確認してみましょう。
平均通りのゴルフをすれば、ネットが73~75程度になり、平均より少し良いゴルフをすればアンダーパーになることが多いです。

コンペ

コンペの場合は、「隠しホール」というものがあらかじめ設定されていて、プレー後に隠しホールのスコアに基づいてハンディキャップが計算されることが多いです。
隠しホールはゴルフ場や主催者によってランダムに設定され、プレーヤーは結果発表までどのホールが隠しホールかはわかりません。
隠しホールでボギーやダブルボギーなど悪いスコアが集中し、隠しホール以外でバーディーなど良いスコアが多い人が上位になります。

隠しホールでボギーやダブルボギーなどが集中し、隠しホール以外でバーディなどの良いスコアが集中した人が上位になります。
諸説ありますが、コンペの上位はボギーもバーディーもバランスよく発生する、スコアが70代後半から80代前半の人になる傾向にあるようです。

ダブルペリア(新ぺリア)

ダブルペリア(新ぺリア)はコンペで最も多く見かけるハンディキャップ計算方法です。
隠しホールを12ホール設定し、隠しホールのオーバー数を計算します。
隠しホールのオーバー数を1.5倍して、18ホールのオーバー数に換算します。
18ホールのオーバー数に換算したものに0.8を掛けたものがハンディキャップになります。

新新ぺリア

新新ぺリアは比較的新しいハンディキャップの計算方法です。
ダブルペリアとの違いとしては、隠しホールが9ホールと少なく、ダブルペリアより運要素が強く差が出やすいです。
隠しホールを9ホール設定し、隠しホールのオーバー数を計算します。
隠しホールのオーバー数を2倍して、18ホールのオーバー数に換算します。
18ホールのオーバー数に換算したものに0.8を掛けたものがハンディキャップになります。

他にも、「ぺリア方式」と呼ばれる、隠しホールを6ホール設定する方法もあります。昨今のコンペではほとんど見かけないので説明は割愛します。
また、「ダブルパーカット」という、ダブルパーより悪いスコアをダブルパーに換算するオプションや、「上限なし」というスコアの上限を設定しないようなオプションもあります。

最後に

「ダブルペリア」「新ぺリア」のそれぞれの特徴と計算方法を解説しました。
コンペの企画や幹事を担当するときはそれぞれの方法の特徴を踏まえ、コンペの目的と参加者の実力層によって適切な方法を選択するようにしてみてください。

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