ゴルフのコンペとは?用語やルール・賞の種類を詳しく解説!

皆さんはゴルフのコンペに参加したことがありますか?
本ページではゴルフのコンペの種類や競技方法・表彰対象について解説します。

コンペとは

ゴルフのコンペとは、複数のプレイヤーが娯楽や親睦の目的で集まって行うイベントのことです。
ハンディキャップやティー位置が調整されるため、参加者の年齢・性別やレベルを問わず参加者全員が同じ土俵で楽しむことが可能です。
多くの場合、切りの良い順位や上位者には景品が用意されます。
次に、代表的なコンペの例を紹介します。

オープンコンペ

オープンコンペは、公式の登録や申し込みを行うことで誰でも参加できるコンペです。
「誰でも」という意味でオープンコンペと呼ばれています。
例えば、ゴルフ場予約サイトで「オープンコンペ」というキーワードで検索すると参加可能なプランを検索することが可能です。
順位によっては景品が貰える可能性があります。

社内コンペ

社内コンペは、特定の企業や組織内で行われます。従業員や関係者の親睦を深めるために企画されます。
参加者は同じ会社や組織のメンバーであり、チームや個人で競技します。
社内コンペは、ビジネスのネットワーキングやチームビルディングを促進するだけでなく、社内の健康促進活動の一環としても行われることがあります。
また、社内コンペは従業員のモチベーション向上やストレス解消にも役立つ場合があります。

ホールインワンコンペ

ホールインワンを達成した場合に後日行われるコンペです。
ホールインワンは「一生に一度達成できるかどうか」と言われているほど、達成することは非常に難しく喜ばしいことです。
その快挙を皆で祝う、幸運をお裾分けするという目的でコンペが企画されます。

ホールインワンコンペは日本独自の慣わしです。また、ホールインワンコンペの目的については諸説あります。

競技方法

コンペは個人でも団体でも行われるため、競技方法は多岐にわたります。

個人戦の場合

通常のラウンドと同様に個人でカップインまでの打数を記録します。この、ラウンド中に実際に達成した合計スコアをグロスと言います。
その後、ハンディキャップを計算します。ハンディキャップの計算方法はこちらを参考にしてください。
最後にグロスからハンディキャップを引いたスコアを計算します。これをネットと言います。
ネットに基づき参加者の順位を決定します。
コンペの成績表は、多くの場合次のような形式になります。

順位プレイヤーOUTINGROSSH.C.NET
1Aさん42398111.469.6
2Bさん44479120.670.4
3Cさん353873+0.873.8
4Dさん50449418.076.0

団体戦の場合

団体戦の場合も多くの競技方法があります。今回は実際に筆者が参加したことのある競技方法を紹介します。

チームメンバーのグロスを合計する

初めに、前述の個人戦と同様に通常通りプレーし全員のネットを計算します。
その後、チームごとにネットを合計します。そのネットの合計をチームスコアとして競います。

例えば4人1チームの場合、チームの上位3人のネットの合計をチームスコアとするなど、特殊ルールが設けられることもあります。

スクランブル

スクランブルは、チームで最も良いボールを選択する競技方法です。ベストボールと呼ばれることもあります。
例えば、A,B,C,Dさんがチームで、Aさんのティーショットが最も良いところに飛んだとします。
その場合Aさんのショットを採用し、2打目を全員Aさんの位置から打ちます。
その繰り返しでチームごとのスコアを競います。

表彰

コンペでよく表彰対象になる順位や特別賞を紹介します。

優勝・準優勝・3位

その名の通り、優勝・準優勝・3位を表します。上位ということで表彰対象になることが多いです。

飛び賞

5位,10位,20位,50位,100位など切りの良い順位のことです。

BB(ブービー)賞

最下位から1個上の順位です。例えば27人参加している場合、26位がBB賞になります。

BM(ブービーメーカー)賞

最下位のことです。BB賞を作る順位という意味でBM(ブービーメーカー)と呼ばれます。

当日賞

開催日の順位の賞のことです。例えば開催日が14日だった場合、14位が当日賞になります。

ニアピン賞

指定のショートホールでティーショットが最もピンに近かった人が獲得します。

ドラコン賞

指定のホールでティーショットが最も飛んだ人が獲得します。

ベスグロ賞

ベストグロス賞の略です。ハンディキャップなしのスコア(グロス)が最も小さい人が獲得します。

最後に

ゴルフのコンペの用語や賞について解説しました。いかがでしたか?
ゴルフのコンペでは実力・年齢・性別問わず参加者全員が楽しめ、親睦を深めることができます。
皆さんも機会があれば是非参加してみてください!
また、コンペを企画する際はぜひ、本ページで上げている競技方法も参考にしてみてください!

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